2005年05月06日

中日・ウッズが藤井に暴行!ヤクルト激怒

(セ・リーグ、中日1−0ヤクルト、6回戦、中日5勝1敗、5日、ナゴヤドーム)中日のタイロン・ウッズ内野手(35)が5日のヤクルト6回戦(ナゴヤドーム)で、内角球を投げたヤクルト・藤井秀悟投手(27)の顔面を右手で殴り、暴力行為で退場となった。ヤクルト側は事前にウッズが報復を予告していたことに「計画的犯行だ」「日本で野球をやる資格はない」と激怒。ウッズと中日・落合博満監督(51)は開き直りともとれる言動。6日に交流戦の歴史的開幕を迎える球界に、血なまぐさい空気が漂った

まさかの凶行だ。五回二死走者なし。カウント1−1から、藤井がウッズに投じたのは内角高め、胸の上部付近への直球。直後、ウッズが藤井を指差しながら、マウンドへ歩き出す。藤井が両手を広げると、こぶしを固めた。丸太のような腕から右フック。右ほおにヒットし、藤井はあおむけに“KO”された。

 「殴ってくるとは思わなかった。歩いてきて、怒るだけだと…」。信じられない表情の藤井以上に、こどもの日に多数、詰めかけた少年少女ファンから悲鳴が上がる。

 ウッズは「暴力行為」で即刻退場となったが、藤井が治療のためベンチ裏に下がるまで、目を大きく見開いて一塁ベンチからにらみ続けた。

 7分の中断後、藤井はけなげにも続投し、七回に1点を失って敗戦。「あそこに投げないと抑えられないですから。当てることなんてしない。次からだって投げないと」。藤井は淡々と話したが、収まらないのはヤクルト首脳陣だ。

 「3連戦の前から、新聞で威嚇してたんだからな。日本で野球をやる資格なんかないよ!!」と若松監督が激高した。3日に一部報道で『今度当ててきたら、こっちからヒット(殴る)してやるよ。ヤクルトのキャッチャーには試合前にそう忠告しておくよ』というウッズのコメントを目にしていた。「やる、と言ってやったんだ。計画的犯行だよ」と伊東投手コーチも憤った。

 ウッズは4月6日、五十嵐から死球を受けて左手小指を亀裂骨折している。「今度当ててきたら」は、それを受けてのもの。前日4日には、山部の内角球に指を差して“警告”。この日の試合前にも、ヤクルト関係者に「頭には投げるな」と改めて警告したと、ウッズ本人が明かしている。

 しかも中日・落合監督は、暴力容認ともとれる発言でウッズを擁護。

 「アイツの気持ちもわかる。現場から処分は出さない。野球には乱闘や暴力事件はつきものだ。命がけでやってるんだから。それが野球だ」

 当のウッズからも反省や謝罪の言葉はない。

 「帽子をとって(謝って)いれば問題なかった。ただ彼(藤井)は手を広げた。内角のボールは構わない。オレも人生をかけて戦ってるんだ。“頭に投げるな”と、みんなに言いたい」

 言い分はあったにせよ、相手投手へのパンチなど、言い訳できない蛮行だ。審判団は連盟に報告書を提出。ヤクルトも予告した上で暴行に及んだ点を問題視し、6日に連盟などに抗議する予定。ウッズには出場停止を含めた厳しい制裁処分が下されることは確実だ。歴史的なセ・パ交流戦を控え、改革元年の球界に、汚点がしるされてしまった。
posted by 野球タロウ at 11:41| Comment(0) | TrackBack(2) | 中日ドラゴンズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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